歯科金属アレルギーと歯の治療と予防

では、アマルガムを使わない治療では、どんな素材が使用されているのでしょう。ここでは、実際に歯の治療で使われている素材で、金属アレルギーの危険性が低いものをご紹介します。

・セラミック
セラミックは非金属無機材料で、劣化もしにくいため、金属アレルギーの原因をつくらない素材としてもっとも注目されています。歯と同じ色なので、見た目もきれいです。ただし、値段が高い・・・。私は虫歯を削った箇所に、このセラミックを詰めました。コメ粒2つ分くらいの小さいものだったのですが、値段は約4万円でした(泣)。虫歯の痛さからは解放されましたが、懐が痛みます・・・(笑)。

・プラスチック樹脂
歯科医によってはプラスチック樹脂を使うこともあります。これも金属アレルギーの原因をつくらない素材ですが、プラスチックでできた日用品は使っているうちに色が落ちてしまったり、壊れてしまうことがありますよね。それと同じで、やはり変色する、劣化しやすいという難点がともないます。

・チタン
チタンは金属ではあるのですが、溶けださないという性質があるため、アレルギーを起こしにくい材質とされています。歯科治療の場合、人工歯根(インプラント)に使われ、純度が99.9パーセント以上のチタンがもっとも安全ですが、チタンと金の合金が使用される場合もあります。

このほか、部分入れ歯やブリッジ用にファイバーやジルコニアという素材が使われるなど、金属を使わない治療、あるいは、金属でもアレルギーを起こしにくい素材を用いる治療が増えてきています。でも、歯科医院によって違いが大きいというのが実情だと思います。私もいろいろな歯科医院に電話をして事情を説明しましたが、金属アレルギーに関心がなさそうな歯科医院もありました。上記のような素材を使って治療している歯科医院を探さないといけないのも、地域によっては、ひと苦労かもしれません。

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