歯科金属アレルギーと歯の治療と予防

歯科金属アレルギーの治療では、アレルギーの原因となっている金属を取り除き、安全性の高い素材に取り換えるのがベストです。ただし、安全性の高いセラミックなどは保険適用外で、費用がかかるというデメリットがあります。私はパッチテストを受け、ニッケル、クロム、亜鉛などにアレルギーがあるとわかりましたが、以前に歯に詰めた金属は、とりあえずそのままにしています。治療費が高いので、ヘソクリがたまったら(笑)、交換しようと思っています。

アレルギー症状がひどくて、緊急を要する場合は別ですが、歯科金属アレルギーの治療では一般的にはアレルギー検査をして、まずはアレルギー反応の高い金属や溶けやすい金属を取り換え、様子をみながら数年かけて取り換えていくという人が多いようです。

詰めたものを取り出すだけなので、金属を取り除くのは簡単だろうと思うかもしれませんが、実は危険をともなう作業でもあります。除去するときに細かい金属の粉や蒸気が出るため、それを口や鼻から取り込んでしまうと、気管支喘息や過敏性肺炎といった症状を招くこともあるからです。金属を除去するといっても、やはり専門的な技術、機器が必要ですし、金属アレルギーをよく知っている歯科医院で治療してもらうほうが安心だと思います。

また、歯科医院によっては、歯科金属アレルギーの治療法として「デトックス(解毒)」という方法を取り入れているところもあります。有害な金属をすべて取り除いたあとに行なわれるもので、ひとつは岩盤浴やヨガなどを推奨し、体内に蓄積された金属を汗や尿などといっしょに排出するというもの。これはナチュラルデトックスと呼ばれます。もうひとつは、脳卒中、心臓病などの予防としても知られるメディカルデトックスという方法です。これは、点滴を使って有害金属を体外へ排出します。メディカルデトックスは効果が高い反面、体内に必要なミネラルも排出してしまうため、サプリメントなどを服用し、必須ミネラルなどを補いながら進められます。

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